2011年2月24日木曜日

シュタインズ・ゲート クリア


シュタインズ・ゲート クリア

まずは、このゲームをプレイするにあたりナイスな助言をくれたにゅりこに感謝を。あのアドバイスがなければ、延々と同じ時空をフラグを探しさまよっていただろう。

全体的な感想

非常にいいシナリオでした。鳥肌モノの演出とかギミックとか満載でめちゃめちゃ楽しめました。量子力学とかブラックホールとかの専門家じゃないとSFと現実の学問との区別がつかないあたりのネタを引っ張ってきていい感じにアレンジしてくれてたと思います。よくできたSFとかって読んでるとこの通りリアルにやったら実際にできちゃうんじゃ!?とか思わせてくれるそんな感じが大好きです。

システム周り

EXTRAのクリアリスト、クイックセーブ。既読スキップ、バックログ。どれも問題なし
特に章ごとの自動クイックセーブ、ワンボタンでのクイックセーブ、フォントリガーによる選択肢システム。あたりはよかった。
プレイスタイルとちょっとずれてたので違和感があったのが、音声再生中のバックログ参照とTIPS参照で音声が途切れるのが気になったぐらいだな。あのまま音声を垂れ流しにしてくれたほうが個人的にはよかった。口やキャラ立ち絵とのシンクがあるから映像なし状態での音声再生はややこしいのかな?システム的な意味で

ネタバレ感想






















トゥルーエンド突入

エンディング中の電話とかドキッとした。思わずフォントリガーを押しまくってしまった。でろっ 出ろ! でるんだーーって、この演出すばらしいね。
ただ、これフラグ建てるのが大変だ。プレイスタイルとの相性もあるとおもうんだけど、ゲーム序盤に建てたフラグによって終盤で取り返しが付かない状態とかはつらい。そういうゲームってもう一周プレイするときにメッセージスキップを使ってしまうと思うんだけど、それによって話の流れが分かりにくくなっちゃうんだよね。こっちのイベントとあっちのイベントはどっちが先だっけ?とか
なので、究極的には選択肢が無くてもいいのかな?とか思ってしまう。TypeMoonのゲームみたいにバッドエンド時にヒントが出てくれるとか、選択肢が出るタイミングが極端に少ないとか、無いとかそういう方が私好み。ゲームとして楽しみたいんじゃなくてゲームメディアを利用したノベルとして楽しみたいからなんだろうな、攻略とかはあまりこのタイプのゲームではしたいと思わない。

エンディング感想

第三次世界大戦の話はすっかり抜け落ちてた。そうか、SERNから解放してもそっちはそっちで悲惨なのか・・・それに気付かされたときの袋小路感といったらなかった。
そして紅莉栖を助けることで未来も救うっていう希望の光を見せておいて、誤って自分の手で殺してしまうというどん底に突き落とされる感じがもうすごい。この話の盛り上げ方と絶望への突き落とし方はすごかった。

ドクター中鉢と紅莉栖の関係は気付かなかったなぁ、というか最初にちょろっと出てきただけの名前も胡散臭い感じのキャラがまさかここまで物語の深いところに関わってくるとはびっくりした。

タイムトラベル物の定番ではあるんだけど、過去の自分が観測したものを壊さないように歴史を改変する、観測していないものは確定されない、日本人のシュレディンガー好きは異常というかw この辺もやっぱり面白いよね。
この作品が初のタイムトラベル物になった人なら心に刻まれる作品になるんじゃないかな。すげぇ良く出来てた

てか、メインヒロインってまゆしぃじゃないのか?最初に一緒に居たから勘違いしてたかも、まゆしぃには何か有るんだと思ってたんだけど深読みしすぎだったか。

エンディングがどれもコレもしっくり来る感じではない、誰かの犠牲の上に成り立ってる感じとかがあってもやもやしてたが、最後は気持ちよく終われた。クリスティーナとの最後のシーンもその後を連想させる感じで非常によかった。
これだけよく出来てると、カオスヘッドの方はどうなのか気になるな。時間をつくってやってみるか。

まぁすごくいい作品でした。シュタインズ・ゲートはフレ3人からオススメされた作品で、もうなんというかこれをプレイすることは運命石の選択というか、アトラクタフィールド理論によってプレイすることが確定された世界線に居るというかw いい作品をオススメしてくれてありがとう!

エル・プサイ・コングルゥ

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