2011年6月19日日曜日

STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん クリア


STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん クリアしましたー。ファンディスク的な感じだったのであまりどっしりと構えず、普通の楽しむ感じで出来ました。前作の方は色々と難しい重いシナリオなのでプレイするのに色々と気合が必要でしたが・・・

全体的な感想(ネタバレ無し)


それは--あったかもしれない、ラボメンたちとの物語。


あまり難しいシナリオにならず、キャラと楽しく過ごすファンディスクという感じで期待通りのものでした。プレイ時間は20時間ちょっとぐらいかな、少し少なめだけど十分でしょう。科学アドベンチャーとしての原作みたいなモノを求めてる人にはちょっと違うかな?という感じだけど、シュタゲのキャラ達が好き、ラボメンでの部活的な雰囲気が好きなら満足できる感じだと思います。

システム周り

前作のシュタゲ自体も十分なシステムだったけど、今回はそれに加えて回収が面倒なメールのリストが見えたりとさらに親切になってた。回収率もシナリオルートごとに整理されてたし、分岐自体もシンプルで迷う感じじゃなくてどうぞ物語を楽しんでくださいって感じだった。

以下ネタバレ有り感想

































まずは、各シナリオ個別の感想を・・・

黎明曙光のレシオ


「バンドやろうぜっ!」


オカリン爽やかすぎてメチャワロタw 宮野真守さんあいかわらずいい演技してます。今回はシリアル路線な物が少ないので、思わずでちゃったオカリンの地声っぽいのが多くて楽しかった。
このシナリオは、未来ガジェット研究所の資金難をなんとかするためにニコニヤ動画のコンテストに歌ってみた動画を投稿して賞金をゲットしようとラボメン達でバンドをやる話。
最初のセッション下手すぎワロタwww てかタンバリンがもう腹がよじれるwww
よりにもよって萌郁がくじびきでボーカルとか衝撃的すぎる。その事実を知ったときのオカリンの「え?」みたいなリアクションが最高だった。それはそうと、ヒット小説のゴーストライターとかやっちゃう萌郁は文才の方はあるみたいだな。
最後のシーンで注目を浴びた萌郁がそっとオカリンの背中に隠れる所が良かったな!

楼閣都市のネフシュタン

フェイリスこと秋葉留美穂ルート。このシナリオは4℃がやっぱり絡んでくるのね。
ハイパーメディアクリエイターとかいう訳の解らん肩書きの4℃がアキバのメイド喫茶を牛耳ろうと汚い手を使ってメイクイーン・ニャンニャンを潰してくる。ラボメンが団結して対抗する!そんな話。
フェイリスのニャンニャンセリフもなんかすっかり聞き慣れて違和感がなくなってきてしまった。しかし、メイクイーンのオーナーってフェイリスなんだね。地元の大地主って話だったけどオーナーまでやってるなんて設定は明かされてたっけ?まぁ確かにオーナーであってもおかしくはないんだけど・・・
ラボメンみんなでメイクイーンニャンニャンのバイトをするってのは楽しそうでよかったな。鳳凰院クロト様ワロタwww 声はいいもんねぇ、てか実はオカリンってイケメンなんでしょ?w あと、オムライスに「死ね」はレベル高すぎw
フェイリスは狙った計算された萌えを上手く表現できてていいキャラだ。作ってる感じがあるのはそうなんだけど、もうそれでいいじゃんみたいな。ゲームキャラの中でもさらにキャラを作ってる感じでイイネ・・・って何言ってるんだ俺はw

愛と幻想のシナジー

ルカ子ルート。このルートではルカが女性化するのかなー?とか思ってたが、「だが男だ!」そんなことはなかったな。まぁでも女性化しちゃったら属性である「男の娘」が無くなっちゃうしな・・・しかたがないかw
ルカとなんで恋人同士になったのかは結局よくわからなかったな。しかも、オカリン側から告白したというし、この世界線のオカリンはどうしちゃったんだ?w
助手の作ったガジェットのせいで、オカリンが竜の幻覚を見てソレを倒すためにルカ子と謎のラブラブ修行をするというそんなシナリオ。ルカ子のシナリオはどうも自分的にしっくりと来ない物が多いんだよな。あわないのかな?残念

根源のアガペー

鈴羽ルート。この世界線での鈴羽はダルの事を父親として知っていて、父と母がコミマで出会ったという、その瞬間を見たくてこの時代に残っている。だが、コミマの直前でいつも父としているようなスキンシップでダルに抱きついてしまい、ダルが勘違いして鈴羽を好きになってしまってさぁ大変。コミマにも行かず鈴羽にプレゼントをあげるためにバイトに打ち込んでしまう。ダルがコミマに行かないと鈴羽が生まれなくなってしまって消えてしまう!オカリンに未来人であることを明かして協力を仰ぐ鈴羽。オカリンと鈴羽でダルをなんとかコミマに行かせようとドタバタするシナリオ。
やっぱり未来人が絡んでくる分、鈴羽のシナリオは面白い。これこそ、簡単な解決策としてDメールで過去の鈴羽に「ダルに不用意に抱きつくな」って釘刺しておけばいいだけだよな?本来は
でもまぁ、そんなことは置いといて、っていうかこの世界線での未来がどうなってるのか良く解らんな。ディストピアは無いみたいだし、でもタイムマシンはある・・・
秘密裏にオカリンがタイムマシンを完成させて、オカリンの組織でレトロデータの研究とかに私的にタイムマシンを使ってフゥーーッハハハハハって感じなのかな?さすが狂気のマッドサイエンティストだw
スタッフロール後に戻ってきた鈴羽は何年後の鈴羽なんだろう?格好も軍服っぽかったし別世界線なのか?岡部倫太郎の読み方も、岡部倫太郎->オカリンおじさん->リンリンと呼び名が変わってるが・・・てかリンリンってw

永劫回帰のレゾナンス

紅莉栖ルート。前作ではメインヒロイン的な位置づけだったから今回もメインなのかな?と思いきや、ルート分岐にフラグ立てが必要なのはまゆりの方なのね。ということは、今作のメインヒロインはまゆりってことになるのかな?
紅莉栖シナリオは、二人を仲良くさせちゃうガジェット「ダーリンのばかぁ」を誤ってオカリンとクリスティーナが装着してしまうドタバタ話。1メートル以上離れると電撃が流れる。喧嘩して感情が高ぶると電撃が流れる。手をつなぐと電撃が止まる。みたいな仲良し矯正器。伏線としてダルの夢らしきものを映像化してるシーン。オカリンとの夢を見てるっぽいクリスティーナにその夢映像化装置らしきヘッドセットを付けてしまうイベント。電波ジャックをするガジェットの開発(アナログ波に限る)、ブラウン管工房にある大量のアナログテレビ。見事に期待通りのオチでした。こういうのはわざわざ奇をてらわなくても予想通りのお約束のエンディングでいいんだっ!ファンディスクってのはこうあるべき。こうあっていいものだ

星屑のデュブレット

さて、今作のメインヒロインっぽいまゆりシナリオ。本編側のまゆりシナリオがあまり恋人な感じのシナリオにならなくて、どちらかというと死の運命から妹を守るみたいな保護者的な感じだったので、これこそ「それは--あったかもしれない、ラボメンたちとの物語。」としてよかった。
世界を左右するような壮大な話ではないけど、引越しで離れ離れになっちゃうという昔ながらの王道なシナリオ。
プールイベントとかもあって非常にファンディスク的な感じだった。ルカ子の水着シーンが無かったのがちょっと残念?どういう感じになるのか見てみたかった気も・・・
しかし、オカリンはまゆりに対しては本当にやさしいな。このシナリオはスタッフロール後の後日談がちょっと見てみたかった。

全体を通して

ひと通り個別のシナリオの感想を書いて思い返してみて、鈴羽シナリオとまゆりシナリオの二つが特に良かったな。
難しいことは考えずシナリオごとのヒロインとドタバタと過ごしていく感じで面白かった。ファンディスクはこうでなくては!細かく考えれば、Dメールとか駆使すれば簡単に解決できね?みたいな物が多いけど、今回はDメールによる過去改変はシナリオ分岐にのみ使われる感じで各シナリオ中は基本的にDメールの存在は忘れられてる感じ。まぁ確かに簡単に過去が改変出来ればどんなシナリオも緊張感なくなるしな、一応設定としては、ミスターブラウンが旅行に行ってるからブラウン管に電源が入らなくてDメールが使えないって設定になるのかな?まぁあまり深く考えるところじゃないので雰囲気を楽しめたのでよかった。

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